ヒロインに転生したとはしゃいでいたら、実は転生悪役令嬢が主役の世界だった

著者:ヒラヲ

朝、目が覚めると突然前世の記憶が甦っていた。
そして、ここが乙女ゲー厶の世界で、私はヒロインのルネに転生していたことに気が付く。
しかし、前世の記憶が甦ったのはゲーム開始当日である王立学園への入学式の朝。
混乱しながらもヒロインに転生したことにはしゃぎ、ゲーム画面の中のキャラクターに会えると期待に胸を膨らませながら学園の門をくぐると……。

「今後、我々には二度と近づくな!いいな?」

そこには、なぜか攻略対象者たちが勢揃いしており、いきなりヒロインである私への絶縁宣言。
そんな彼らの側には清楚な外見になってしまった悪役令嬢がいた。

つまり、ここは乙女ゲー厶の世界ではなく、『乙女ゲー厶の悪役令嬢に転生してしまった主人公の物語』の世界だった……。
すでに攻略対象者たちは転生悪役令嬢によって攻略済み。
そんな世界のヒロインになってしまった私はどうすればいいの?

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