降り注ぐ雨をぬぐって

著者:kiharu1216

「一回セックスして満足する程、やっすい恋心じゃないんですよ。バカにすんな、おっさん」
花屋のイケメンシングルファーザー×素直で前向きなめげない看護師
雨の日に思いを馳せた2人の静かなラブストーリー
橋元商店街の山瀬生花店の店主、山瀬 史悠(38)はシングルファーザー。息子の郁人と2人暮しをしている。穏やかで平凡な日々を送っているが、ある仕事がきっかけで店の前を通って帰る看護師の佐原麻琴(22)に一目惚れされてしまう。一回り以上違う年の差に史悠は恋愛対象には見ることができないと断るが、麻琴はグイグイと史悠の心に入ろうとしてくる。息子の郁人とも仲良くなり、いい関係は築けるが、史悠は麻琴を受け入れる事は出来なかった、それには雨の日に関するトラウマが関係していて……。
*話は麻琴side、史悠sideと交互視点です。

レビュー