王立学院を飛び級の十六歳で卒業したミレーユは、十三歳年の離れた兄の診療所の手伝いをしている。
最近兄に薬草を育てるように命じられたが、彼女は植物を栽培するのが苦手で、毎日のように叱られていた。そして卒業して一年近く経って、彼女は精神的に追い詰められて、ある日気を失って、五日経っても目をさまさなかった。
巷で兄の虐待が噂になり始めた頃、兄は友人である王太子に呼ばれて登城した。そこで彼は王太子に意外な話をされる。
「君の妹を助けて欲しいとある人から依頼された」と・・・
ー注意点ー
異世界の話なので異世界ジャンルにしたのですが、ジャンル違うのでは?というご指摘ありました。変更するつもりはありませんが、恋愛物ではなかったと不快に思われる方がいたら申し訳なく思います。
この話には一切恋愛は含まれていません。
レビュー