【書籍化決定!】魔物を狩るなと言われた最強ハンター、料理ギルドに転職する~好待遇な上においしいものまで食べれて幸せです~

著者:延野正行

【日間総合1位&週間総合1位達成しました!】
【書籍化します。詳細は後日】
S級ハンターのゼレットは、どんな魔物も一撃で倒せる超優秀な狙撃手。

特にSランクの魔物を倒す事に並々ならぬ執念を持っていたが、ある時Sランクの魔物から村を救ったにもかかわらず、魔物の保護を訴える貴族から「殺す必要はなかった」「眠らせばよかったのだ」「魔物がかわいそう」という理不尽なクレームを受ける。

ついにはSランクの魔物を倒す事を禁じられたゼレットは、ハンターギルドを離職することを決意する。

無職になったゼレットは、幼馴染みのパメラに相談すると、思いがけない提案がなされる。

「だったら、料理ギルドに入らない?」

魔物を獲れる食材提供者を探しているという。
最初は疑いを持っていたゼレットだったが、料理ギルドはハンターギルドより遥かに快適だった。

「あの~、竜を倒してほしいのですが、報酬はこれぐらいで」
「げ? 桁一桁違うぞ」

「深海の奥底に潜るから、危険手当が付きますよ」
「手当ってなんだ? 回復薬か?」

「クラーケンの刺身ができました。無料です」
「タダで飯が食べられるだと!?」

最初はSランクの魔獣を倒せれば満足だったゼレットも、料理ギルドの好待遇に感動する。

一方その頃、ゼレットがハンターギルドをやめて、Sランクの魔物を狩るハンターがいなくなったギルドは、徐々に増えていくSランクの魔物に戦々恐々としていた。

※2021/04/30 23:38 タイトル変更されました。
旧タイトル『魔物を狩るな、とハンターギルドに言われたので、料理ギルドに転職したら、好待遇な上においしいものまで食べれて幸せです。魔物が増えたから復帰してくれと言われたけど、もう遅い。』

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー