何とか言ったらどうなんだ!

著者:杜野秋人

「そなたとの婚約を、今この場で破棄する!」

王妃陛下主催の夜会の会場にて、王子は婚約してわずか3ヶ月の婚約者に婚約破棄を通告した。
理由は『婚約者たる王子に対して無視を続け愚弄した』こと。

それに対して婚約者である公爵家令嬢は冷静に反論するも、王子にその『言葉』は全く届かない。

それもそのはず。令嬢は王子の思いもよらぬ方法で語りかけ続けていたのだから━━━。

◆例によって思いつきでサクッと書いたため詳細な設定はありません。主人公以外の固有名詞も出ません。
比較的ありがちなすれ違いの物語。ただし、ちょっと他作品では見ない切り口の作品になっています。

◆特に問題提起する意図はありませんが、普段あまり関わりのない人には関心が非常に希薄になりがちな問題がテーマになっています。男女問わず読んで頂き向き合って頂ければと思います。

◆話の都合上、差別的な表現がありR15指定しております。人によってはかなり不快に感じるかと思いますので、ご注意願います。
なお作者およびこの作品には差別を助長する意図はございませんし、それを容認するつもりもありません。

◆無知と無理解がゆえにやらかしてしまう事は、比較的誰にでも起こり得る事だと思います。他人事ではなく、私(作者)も皆さん(読者)も気をつけましょうね、という教訓めいたお話です。
とはいえ押し付ける気はありません。あくまでも個々人がどう考えどう動くか、それ次第でしかないと思います。

◆6/17、ご指摘を受けまして、ジャンルを異世界恋愛からヒューマンドラマに変更しました。よろしくお願いします。
6/18〜19、ヒューマンドラマ[日間]ランキング1位獲得。ありがとうございました!

◆この話も例によってアルファポリスでも公開しています。

◆多くの感想を頂きまして、ありがとうございます。
その中で「声が出せない以外は健康で優秀」という設定に違和感があるとご指摘を頂きました。確かに障碍というものは単独で発現するものではないですし、そのあたり作品化するにあたって調べが足りていなかった作者の無知によるものです。
ですので大変申し訳ありませんが、現実世界ではない「魔術もある異世界」の話ということで、ひとつご容赦願えればと思います。誠に申し訳ありません。

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