転生するはずだった体に生まれかけていた生命に心を奪われ、転生ではなく、寄り添い見守る事を選んだ“私”。
弱い生命力ながら、心優しい娘に育った“あの子”。
“私”がベースで生命力を補う限り、“あの子”が消える事は無い。……余程の事がなければ……そう、思っていた……。
婚約者の逢引を目撃し、倒れてしまった“あの子”
転生する筈の器に宿っていた今にも消えそうな魂を見守り続けた“私”は、裏切り者を許さない。
※ドロドロ復讐劇ではありません。サラッと微ざまぁ程度です。
残酷な描写ありは保険です。
レビュー