アラサーOLのユーリは異世界転移しかけた女子高生の身代わりとなって、古代ローマ風国家にやって来た。
ところがユーリのスキルは「雑学」ひとつのみ。武芸をもって戦うことも、魔法を使うことも、高度な知識チートもできない。
役立たずでも元の世界に帰れないと知って、ユーリはこの場所で生きていくと決意する。
生きるには仕事が必要。北の要塞町に住居をあてがわれたユーリは、さっそく冒険者ギルドの倉庫係として働き始める。
ところがこの倉庫、とんでもないゴチャゴチャカオスで……!?
役立たずと思われていた雑学スキルで、少しずつお仕事改革を頑張る物語。
そして料理やものづくりで町を変えていき、人々の心も変えていくお話。
恋愛要素が強くなるのは第二章の後半くらいから。
集団戦やバトルシーンも多少あります。
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