シャーロットは、婚約者であるジョシュアに放置されている。
ジョシュアは最年少で騎士団長に任命されて、魔物討伐の任務に忙しいからだ。
シャーロットがまったく気にしていないのには理由がある。
シャーロットも仕事や趣味に忙しいのだ。
しかも、新しいビジネスまで思いついてしまった。
このまま独り身を満喫するつもりだったが、ジョシュアが遠征から帰ってくることが決まり……。
騎士団の遠征を労うパーティーにて。
ジョシュアと恋仲になったと噂される隣国の王女を見て、シャーロットは思った。
「お似合いのふたりですわ! おふたりのことを応援しましょう!」
しかし、ジョシュアの本心は――
【これは、おひとりさま大好きなヒロインと、
ヒロインを好きすぎて直視できていなかったヒーローの物語。】
(※後半はヒーローがヒロインを溺愛します)
※カクヨムにも掲載しています※
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