「俺たちが白い結婚だと疑われているらしい」
家の都合で結婚したため、それは真実なのだが、白い結婚だと風聞が悪い。二人はこれから仲を深め、本物の愛を紡ごうと約束する。
そんな中、夫が戦争により一年間、屋敷を離れることになる。帰りを待つ私だったが、急に手紙の返信が途絶えてしまう。
安否を調査すると、彼が愛人との浮気に夢中になっていただけだと発覚する。
一年後、屋敷に帰ってきた夫は愛人と共に『私を始末して家を乗っ取る』計画を企てる。愛想を尽かした私は、復讐を実行に移す。
離縁されて、財産まで失った夫は、私を裏切ったことを後悔するのだった。
本作品は後宮の画師として働く私が、太妃や家令たちから溺愛され、モフモフたちと共に輝かしい人生を歩んでいくまでの物語である。
レビュー