魔王軍最弱のスライムですが、このたび“専用BGM”を貰えることになりました

「スライムよ、お前もそろそろBGMが欲しかろう」

魔王はこう言って、スライムに楽器の演奏に特化した魔族たちを与えた。
自分で作った曲を彼らに演奏させ、自分のBGMにしていいという。
スライムは張り切って作曲を開始するが、どんな曲にするかノイローゼになるほど思い悩んでしまう。
しかし、極限状態の中でスライムは自身の“専用BGM”を作り上げていく。

一方、魔族と人類の戦いも本格化し、魔王軍は“勇者”によって追い詰められる。
スライムはそんな勇者たちの前に専用BGMをひっさげて登場する……。

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