夜伽のない書庫妃になりました、が?

借金苦である下級貴族の楊家の令嬢、春琳。
一度読んだ本の内容は忘れない本好きの春琳は、後宮の書庫妃にならないかと勧誘される。
書庫妃は名ばかりの妃であり、夜伽はないのだという。仕事は本の管理と貸し出し、妃嬪様たちの話し相手!
借金がチャラになるので迷い無く後宮へあがる春琳、そこは――

んん? なんか思っていた後宮と違うような? ラッキー!?
なんて思っていたら、事態は思いも寄らぬところへ――

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