ある日ガーネット侯爵令嬢は気がついてしまった。この世界が前世にあった小説の世界であると。
しかし問題はそこではない。
「聞いておりますか、ガーネット様。まさか小説のように複数の異性たちにアプローチする者が現れるとは思いませんでしたわ」
私も思いませんでしたわ。自分が出版した小説が、今生きている世界の未来の話しだったなんて。
これはある小説の内容を思い出した時に、自分には文才があると勘違いして出版してしまった令嬢が、前世の記憶だったと気がついた後の物語。
婚約者とられた引きこもりですけれど、意外に幸せですわ(強がり)
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