復讐のために婚約破棄を仕組んだ愚かな令嬢のお話

伯爵令嬢レタリヴィアは婚約者イーディアルトのことを愛していた。
しかし第三王子セイクラルドからの婚約の申し出があり、その婚約は解消となってしまった。
家のため、国のため、貴族令嬢の義務のため。レタリヴィアは恋心を胸の底に沈めて妃となる覚悟を固めた。
しかしその婚約は、実は王子の恋心によるものだった。
横恋慕で愛する二人を無理やり引き離すなど許されることではない。
レタリヴィアは心に復讐を誓った。しかし王子は優秀であり、通常の手段では破談にできそうもない。
そこで、セイクラルド王子を堕落させ、婚約破棄を宣言させるという計画を立てた。
その先に何が待っているかも知らずに、レタリヴィアは計画を始めた。
始めて、しまった。

レタリヴィアの目論見通り、婚約破棄の宣言はなされるのか?
彼女が最後に受ける罰とは!?

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー