王家に嫁ぐ婚約者として生きて来た公爵令嬢グレイシアは、婚約者の王子に恋が出来なかった。愛を伝えても、思い込もうとしても、教育がその邪魔をする。恋は出来なくても情はあるから、優しく正しく王子に添い遂げようと思っていたけれど、王子に告げられたのは、婚約破棄ではなく側妃になってほしいというあまりにも酷い申し出で……最後にグレイシアが告げた言葉は細やかな復讐の言葉。
だから最後に嘘をつく
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