冤罪で自殺未遂にまで追いやられた俺が、潔白だと皆が気付くまで

著者:一本橋

 ある日、密かに想いを寄せていた相手が痴漢にあった。
 その犯人は俺だったらしい。

 見覚えのない疑惑をかけられ、必死に否定するが周りからの反応は冷たいものだった。
 罵倒する者、蔑む者、中には憎悪をたぎらせる者さえいた。

 噂はすぐに広まり、あろうことかネットにまで晒されてしまった。

 その矛先は家族にまで向き、次第にメチャクチャになっていく。
 慕ってくれていた妹すらからも拒絶され、人生に絶望した俺は、自ずと歩道橋へ引き寄せられるのだった──

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー