愛が半分、それで幸せ

「あなたのことを、愛したいとは思うんですが……、愛せるかはわかりません」

 折しも、結婚を翌日に控えた日の午後。
 夫となる男性が言ったのだ。
 あ、これは面倒なことになる、とキャロルは直感的に悟った。

 そして彼はキャロルに語りだす。「愛せない、かもしれない」理由を。

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