アマランサス公爵令嬢は唐突にオタクだった前世を思い出し、自分が推しカプ『ゼファー×フローラ(ゼファフロ)』にとって邪魔な悪役令嬢として転生してしまったことに気付く。
ゼファフロの邪魔にならないように、アマランサスは同じように推しカプの邪魔となる生徒会長のシルヴァン公爵令息と婚約する。
「私たちが婚約者として親しくしていれば、誰も私たちをゼファーと絡めて妄想することはないのではなくて?」
「君はそんな理由で、私と婚約してもいいのか?」
陰日向から推しカプを応援するアマランサス。
その献身的に他人の幸せを見守る彼女に、シルヴァンは次第に心惹かれて行き…
ハッピーエンドです。
レビュー