十三歳になると女神から特別な能力が与えられる聖エブオロニア王国。
能力は日常生活をちょっと便利にする些細なものから国の重大な要になるものまで様々だ。
そんな中、あまり役に立たない能力を与えられた伯爵令嬢のエルシオーネは社交界で『ハズレ姫』と呼ばれ嘲笑されていた。
更に女王主催の舞踏会で婚約者の浮気現場に遭遇し、そのまま婚約を解消されてしまう。
しかし、その後に出会った王子に「君は俺の運命の女性だ!」と求められて――!?
王家の至宝と呼ばれるほど完璧なのに実は訳ありの王子と、ハズレの能力を与えられた伯爵令嬢の物語。
※他サイトにも投稿予定
レビュー