おそらく不死身の令嬢エミリア

著者:有郷 葉

侯爵家の次女エミリアは婚約を破棄されたショックで不思議な現象を体験する。

気付けばなぜか時間が二十四時間巻き戻っていた。
それと同時に封印されていた記憶が甦り、事故死でこの世界に転生したことを思い出す。そして、その際に神様らしき存在から時間を戻す力を授かったことも。

自立心も取り戻したことから、エミリアは旅に出る決意をする。

その出発の前に大きな兎の魔獣と契約を交わす運びになったが、契約の恩恵で、死の間際の体感時間が百倍になる、という能力を得た。
エミリアの持つ、精神が追いこまれると時間が戻る、という能力と合わさって(頑張れば)ほぼ不死身のような体質に。

これは、数々の死線を巻き戻して(ギリギリで)乗り越える令嬢エミリアの物語。

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