江南の夢

遠くから聞えて来た喧騒の中、この場所が1560年近辺の近江国である事を知る。近くで喚く大人達の言葉は、この場所が観音寺城であり、自身が宇多源氏佐々木六角家の当主である事を理解した。
夢ならば、やりたいようにやってやろうという投げやりな気持ちで発し始めた言葉から、時代は動き始める。

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