王子様のキスがあれば幸せになれると思ったの。

著者:にゃみ3

容姿端麗、帝国にたった一人の公女。
全てにおいて完璧な少女として育ったソフィア。

自分の人生はまさにイージーモードだと思い込んでいた。

しかし、ある日突然。
婚約者が「君とは婚約破棄をするぞ!」と言い出してきた。
その横には涙を流して「私が悪いのです」と悲劇のヒロインぶり、謝罪をする男爵令嬢の姿。

完璧な私が、婚約者である、子爵令息から婚約破棄を突然言い渡されてしまった。

ただの子爵の息子が、公爵家の娘の私に、婚約破棄宣言…?

熱湯を浴びせられ、自分よりもずっと身分の低いものに笑われる。
これ以上の侮辱があるだろうか。
挙句の果て、婚約破棄は全て嘘でした〜!と馬鹿げたことを言い出す始末。

もういいです、貴方の間抜けさには呆れました。
私の方から婚約破棄を願います。

「ということで、私と結婚してください公爵様」

「・・・は?」

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