私が偽物…ですか?

著者:氷下魚

※恋愛要素はほぼありませんが婚約にまつわる話なので恋愛タグ失礼します。
※一部に児童虐待の描写がありますのでご注意ください。

私が暮らすアイルデン国には変わった風習があります。

『子は指を過ぎるまで天のもの』

両の指、つまり十歳までは天に戻る…死ぬ可能性が高い為大事にしようという教訓をもとに作られた、長い歴史を持つ風習。
かつては辛く、苦しい悪習だったそれは今はもう殆ど原型がないほどに形を変え、私達の暮らしに根付いています。

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