イタリア料理店の店長・天地洋(テンチヨウ)は、閉店するゲームショップで、思い出のゲーム・JRPG『イサナ王国物語』を見つける。
ゲームソフトを購入しようとセルフレジに通したところ、『イサナ王国物語』の世界へ転移してしまう。
『イサナ王国物語』では、ほぼ全てのキャラクターが仲間になる――プレイアブルキャラクターなのだ。
しかし店長は、戦闘の出来ない一般人である。
店長に出来るのは、お店で美味しい料理をつくること。
パスタやピッツァ、ポルケッタにゼッポリーニ――店長は今日も、店で腕をふるう。
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【第12回ネット小説大賞】にて一次選考通過しました
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