こうして、婚約者の俺への好感度はゼロになった。

著者:紺青

俺の名前は、ダンテ・ジュリアーノ。代々、王家に仕える家系で俺も第一王子の側近をしている。そんな俺には可愛い婚約者がいる。相手に伝わっているかはわからないが、婚約者のナタリアに心底惚れ込んでいる。

厳つくて目つきも悪くて、髪も瞳も真っ黒。おまけに召喚していつも連れている聖獣も真っ黒なカラス。元々低い婚約者から俺への好感度はゼロになろうとしていた。
――腕にぶら下がっている忌々しい女のせいで。

敬愛する第一王子とその婚約者のために陰で奮闘する側近がひっそりと織りなす恋の物語。

☆「威厳ゼロですが、なにか?」のスピンオフですが、このお話だけでもわかるようになっています。アルフォンソの側近で、ナタリアの婚約者が主人公のお話です。

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