白い結婚をめぐる二年の攻防

「白い結婚で離縁されたなど、貴族夫人にとってはこの上ない恥だろう。だから俺のいう事を聞け」
「分かりました。二年間閨事がなければ離縁ということですね」
「え、いやその」

 父が遺した伯爵位を継いだシルヴィア。叔父の勧めで結婚した夫エグモントは彼女を貶めるばかりか、爵位を寄越さなければ閨事を拒否すると言う。
 だがそれはシルヴィアにとってむしろ願っても無いことだった。
 
 妻を思い通りにしようとする夫と、それを拒否する妻の攻防戦が幕を開ける。

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