愚か者なりに

著者:めみあ

享楽に溺れ、国を滅ぼしかけた王がいた。
神はいないと王が言うと、どこからか声がし、このさき1000年弱きものとして生きよと告げられた。それから長い間、虫や獣や草木といったあらゆる生を輪廻し900年が過ぎた頃、再び人間となった。しかも王子という立場で。自分は王にならないと、優秀な弟を王にするつもりだったが……

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