国王の愛人の娘であるアリアベルタは、母親の死後、王宮内で放置されていた。
食事は一日に一回、カビたパンや腐った果物、生のじゃがいもなどが届くだけだった。
しかしアリアベルタはそれでもなんとか暮らしていた。
アリアベルタの母親は妖精の村の出身で、彼女には妖精がついていたのだ。
その妖精はアリアベルタに引き継がれ、彼女に加護の力を与えてくれていた。
ある日、数年ぶりに国王に呼び出されたアリアベルタは、異母妹の代わりに殺戮の王子と二つ名のある隣国の王太子に嫁ぐことになり……。
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※カクヨムとアルファポリスに中編版を投稿しています。他サイトに投稿した作品も順次長編版に切り替えていく予定です。
※中編を大幅に改稿し、長編化しました。2025年1月20日
○カクヨム「嫁入りからのセカンドライフ」中編コンテスト、中間選考通過作品。
○『第4回 一二三書房WEB小説大賞』一次選考通過作品。
◯第12回ネット小説大賞:一次選考通過。
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