魔力を失った無価値令嬢の二度目の婚約

 優秀な魔女として生まれたレナータはある日突然魔力を失い、王太子コルネリウスから婚約を破棄されてしまった。彼女はいとこのベラティナから自分が王太子の新しい婚約者に決まったこと、レナータが魔力のない『ファリート』が集められたロックシュタイン領の領主と結婚が決まったと聞かされ落ち込む。
 自分の価値がなくなってしまった――そう思っていたレナータだったが、新しい婚約相手のギルベルトと接するうちに、考えを改めるように。
 ふたりの結婚が迫ったある日、コルネリウスとベラティナがレナータの元にやってきた。レナータよりも自分の方が上だと勝ち誇り、ギルベルトをバカにするベラティナに憤慨したレナータが知ったのは、あまりにも思いがけない真実で――?

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