ルクレツィアは国同士の同盟のため、若き王アルヴィンと愛のない結婚をした。婚姻期間は二年。お互いに干渉しない生活を送っていた二人だったが、ルクレツィアはある日、一族に伝わる「未来を視る力」を発現させてしまう。予知夢の中でアルヴィンは死に、国は荒れていた。夫のことはどうでもいいけれど、これも王妃としての責務だとルクレツィアは破滅の未来を回避しようと奮闘するのだが、ルクレツィアに甲斐甲斐しくお世話(監視)をされているアルヴィンの様子がだんだんおかしくなってきて…。
白い結婚は完遂したはずですよね?

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