愛した人ですが、うんざりです。

 幼いころに婚約をした相手であるマルシオと浮気相手のリリアナは、アリシアに婚約破棄を迫っていた。

 しかしアリシアは、先日も彼らに婚約破棄を迫られて、両親にきちんと話をしてからくるようにと帰したのである。

 それを問いただすと「言うだけでいいんでしょ? なら言った!」とリリアナが言い、マルシオは「俺も!」続く。

 子供のような彼らに頭を抱え、アリシアは交流のある公爵家跡取りであるカミロに相談をすることになった。

 すると彼は、怒ることもまた思いやりだと助言をしてくれるのだった。

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