とあるラブロマンス劇の友人Aとして。

 ロミーは「友人に戻りたい」と言われて婚約者の演技じみた騙りを聞かされる。

 それはロミーを如何に友人としてしか見られず、同じく幼なじみで仲の良かったシェリーを如何に本当の意味で愛しているかという話だった。

 そして、今までのように友人に戻って二人を祝福してほしいらしい。

 ロミーは断固として拒否したかったが、友人に戻れないなんて狭量なことを言わないだろうと言われ、口車に乗せられるようにして承諾する。

 それからロミーは二人のラブロマンス劇の友人その一としての日々が始まったのだった。

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