私が婚約していたなんて! 知らない人ですもの、きっとすぐに解消されるわ

著者:塙瑶花

プリシアは学園を卒業して、小さな店を持ち、少しずつ自分の夢を実現している矢先に、父親から、彼女が小さい頃に婚約していたことを告げられる。相手は外交官の息子で、ずっと外国暮らしとか。どのみち知らない人だし、相手も自分に興味もなさそうなので、すぐに婚約は解消されるだろうと思っていた。プリシアには二か月ほど前に知り合った気になる人がいるのだ。
ゆるい設定ですが、十九世紀後半の世界観です。

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