ドゥーエ・スフォルツァ、16歳。社交界の花であり輝く美貌を持つ双子の姉とは似ても似つかない、地味で影の薄い妹。通称、スフォルツァのじゃない方。
ある日、双子の姉が突然駆け落ちして出奔してしまい、じゃない方のドゥーエは急遽侯爵家の跡取り娘になってしまった。そして家のために、姉の婚約者だった帝国の第八皇子レナートゥスと結婚しなくてはならなくなり……
堪忍袋の緒が切れて、ちょっと投げ飛ばしただけなのに

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