女神の寵愛を受けた男爵令嬢と受難の日々

著者:ひなゆき

 イルド王国は、創造主である女神ティアを信仰し祈りを捧げることで『祝福』を授けられてきた特別な国だ。
 すべてのイルド王国民は十歳になるとティア神から一つだけ、祝福を授けられる。

 男爵令嬢フローラも『祝福』を授けてもらえる『祝福の儀』を指折り数えて楽しみにしていたのだが、与えられた祝福はイルド王国を驚愕の渦に巻き込む前代未聞のものだった―――!!

「祝福は………八個授かっただ」
「ぅえぇえええぇぇぇーーーーーーー!!!!??」

 一人に一つの祝福が当たり前。そんな常識の中フローラに与えられた祝福は八個。その上祝福の内容も規格外!
 
 緊張したり気を抜くとどうしても訛るド田舎育ちのフローラは、祝福の秘密を誰にも知られることなく学園生活を無事乗り切ることが出来るのか!?

 祝福のせいで「傲慢令嬢」と呼ばれたり、イルド王国王太子に疑惑の目を向けられたり、「呪われた男」として忌避されている公爵子息の秘密を知ってしまったりと、フローラの毎日はとにかく受難に溢れている―――。
 …かと思いきや、実際はメンタル強めのフローラが巻き起こす祝福絡みの騒動に巻き込まれる周囲の人達の受難の日々のお話。
 
 

☆訛りは雰囲気です!!☆
☆設定はふんわりしてます☆
☆毎日更新予定☆
☆誤字報告頂いております!心からありがとうございます!!☆

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