あの伯爵令嬢には悪魔が憑依している

著者:有郷 葉

気弱な伯爵家の令嬢ネイミアは通う学園で性悪令嬢五人組から目をつけられていた。
この日も教科書を破かれ、大切な祖母の形見の髪飾りを壊されそうに。

その時、突然どこからか声が聞こえてきた。

「助けてやるから私と代われ」

体の主導権を奪われたネイミアは内側から信じられないものを見る。
体を奪った何者かはまず五人組のリーダーを軽々と(かつ屈辱的に)ねじ伏せた。さらに、その用心棒の騎士達まで雷の魔法であっさり撃退。

学園はネイミアが悪魔に取り憑かれたと大変な騒ぎになった。

自宅屋敷で謹慎することになったネイミアは、記憶を失っている内なる悪魔と対話を続ける。
そこに内務調査官の女性騎士が現れ、悪魔の正体に見当がついていると告げてきた。

果たして、内なる悪魔は本当に悪魔なのか……。

追加で『王子殺しの公爵令嬢』も収録しています。

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