婚約者が「愛しているなら共に死んでくれ」とナイフを構えて突進してきた。

著者:有郷 葉

いつものように夜会に出席していた伯爵家の令嬢シャノンの前に、婚約者のトーマスが突然ナイフを持って現れる。彼はシャノンの気が他の男性に向いているという妄想に取り憑かれていた。

当然ながら全く心当たりのないシャノン。
しかし、聞く耳を持たないトーマスはナイフを構えて突進してきた。

慌てるシャノンだったが、ふとおかしな事実に気付く。

これは、奇妙な育て方をされたとある令嬢の物語。

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