プログラミング好きな天然社畜だったユキは一人残業でシステム障害のバグを発見した直後に病死した。
そんなユキは魔法の世界へと異世界転生する。
しかし、哀しいかな……異世界にはプログラミングがない。更に、ユキは自力では魔法が使えない無能であった。
だが、彼は諦めなかった。
無能でも弱い魔法が使えるという魔法補助具を解体、分析し、独自にマジックロジックの改変に成功する。
それは世界初の革命的事案であったのだが、そんなことは知らないユキは「実質、プログラミングができる!」と別の方向で喜んでいた。
それからユキは魔法補助具の改造によりマイペースに便利道具の製作に邁進するのだが、後にそれは魔道具と呼ばれ、世界レベルに影響をもたらしていく。
※時折、プログラムや解説のようなものが出てきますが、流し読みでもストーリーには影響ありません。
レビュー