エインクライン公爵子息ハルトムートは天使のように美しい美少年だ。王宮で開かれた茶会のおり、王女に見初められて婚約を結ぶことになった。ハルトムート自身はその婚約を望んでいなかったが、王女が破棄を望まなかったため二人は婚姻することになった。
結婚して二年ほどで王女は妊娠し無事娘を出産した。しかし、その七年後に王女は若くして亡くなってしまう。ハルトムートは娘に手本となる女性が必要だと、再婚することにした。そんな頃、学生時代に好感を持っていた女性が、嫁ぎ先から離縁されたと聞く。
天災は人の心がわからない

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