「済まないが、君を愛することはできない」
結婚式の夜、セリーヌは夫であるシルヴァン・ロージェル伯爵令息からそう告げられた。
メロディ・ダルトワ元男爵令嬢――王太子を篭絡し、婚約破棄騒動を引き起こした美貌の令嬢を、シルヴァンは未だに想っていたのだ。
セリーヌは夫の身勝手な言い分を認める代わりに、とある願い事をするが…?
手紙シリーズ第七弾。
婚約破棄騒動に巻き込まれた女性が、ちょっとした仕返しをする話。
※ 4/13 日間総合ランキング2位になりました。ありがとうございます!
※ アルファポリスにも投稿しています。
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