今年も咲いたオーフェリエの花。アマーリアを苦しめた連中を亡き者にし、地獄へ突き落とした。私は妻を愛している。

著者:ユミヨシ

ディフェリル・コルディ公爵には歳の離れた妻、アマーリアがいる。
アマーリアは、以前、婚約者だったヴィクトルに裏切られて、心に傷を負った。
婚約が正式に決まった日、アマーリアはディフェリルに、
「わたくしは、ヴィクトル様を愛しているの。彼と出かけたデートやお茶会。彼がわたくしを愛していると言ってくれた言葉。沢山の手紙。全てが愛しい。それなのに、彼はわたくしを裏切った。エリスと言う女と恋に落ちて。許せない。ねぇ、お願い。彼を殺して。彼を殺してわたくしの物に永遠にしたいの。エリスなんかに渡さない」
興味をもったディフェリルはその願いを叶えることにした。

今年も咲いたオーフェリエの花。昔は嫌いだったけど今は好きよ。
視点がディフェリル視点のお話です。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー