「私も男だったら騎士になれたのかな」
辛い生活から抜け出すため、性別を偽って軍に入った孤児の少女リオ。
そうとは知らない貴族出身の少年ウィル。
軍学校で競い合ううち、深く心を通わせたふたりは、兄弟とまで呼ばれるようになっていた。
成長するにつれ、リオはウィルを意識し始めるけれど――。
「リオが大好きだ」
「ありがとう。僕も好きだよ」
ウィルの好きと、リオの好きは、すれ違っていく。
という軍属の少年たちのお話しです。
※アルファポリス様にも投稿しています。(小説家になろう様に先行して投稿しています)
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