望んで引き取ったくせに、実の子供の一言で、奪われたものを返してという魔法の言葉で全て奪い取られていった。
彼女は別になにも許してなんかいない。
養子として引き取られたけど七歳の時に本当の子が帰ってきたら皆の溺愛が実子に移る。
転生者の主人公がその人達を見限る話。
あっという間に義理父の弟の研究者に引き取られる。
転生幼女は死んだ目で過ごす。
「ごめんね、この人形あの子のために作ったつもりで」
「このペン、お揃いで買って今は売ってないから」
「別のあとであげるし」
「リボン、この色限定品だからもうないからあげたいわ」
「髪留め、あの子をイメージしたから」
「あの子があなたのベッドが良いって言うのよ。もっといいものをあげるから、使用人部屋のものを今だけ仮置きしておくわ」
「この本、あげたけどあの子に読ませてあげたいから借りるな」
「あ、このネックレスって対になっていて二つしかないのよ」
「この絵、あの子にあげるから取り外すよ」
「お土産のクッキーまだあったよな?残りを全部くれないか」
「ドレスを欲しいと言うの。これからたくさん作ってあげるのに。ふふ、わがままで困るわよね?」
「あれ、少ないな。使ったのか?はぁ、ちょっとは残しておけば使えたのに」
「可愛いインクは?あの子も欲しがると思って少しは残しておかないと。あなたもこの家の家族なんだから」
「……もうなにも、なくなっちゃった」
10/10[日間]異世界転生/転移〔恋愛〕 – 短編1位
行方不明になった末っ子(4歳)に疲れ果てた家族に養子にされて実子が見つかると愛でる対象を変えて見向きもしなくなる人達をこちらからも捨てることにしたら研究者の保護者と光属性の妖精が立候補してきた
小説家になろう
※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません


レビュー