平民から男爵令嬢になった私が、逃げたら捕獲された話

著者:せん

母は男爵家の元メイド。
私は平民として育ち、刺繍をしながら母と静かに暮らしていた。
けれど母の死をきっかけに、実の父──男爵に引き取られ、貴族の世界へ放り込まれた。

「公爵家、もしくは侯爵家、あるいは伯爵家の子息を誘惑しろ。そして、既成事実を作り、責任を取らせるという言質を取ってこい」

それが『父親』からの命令だった。まじカス。
失敗すれば、私は金貸しのジジイの玩具にされるんだって。

高爵位の令息か、ジジイか──なんて、考えるまでもないでしょ?

……まあ、結局は逃げだすんだけどね。

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