あと半年もすれば婚約者である王太子と結婚して王太子妃になる予定だった公爵令嬢のセレスティナ。
王太子と中庭を散策中に空から聖女様が落ちてきた。
この国では聖女が落ちてきた時に一番近くにいた王族が聖女の運命の相手となり、結婚して保護するという聖女規定があった。
「聖女様を王太子妃の部屋に!」
「セレスティナ様!本当によろしいのですか!」
「ええ。聖女様が王太子妃になるのですもの」
女官たちに同情されながらも毅然として聖女の世話をし始めるセレスティナ。
……セレスティナは無事に逃げ切れるのだろうか?
四年くらい前に書いたものが出て来たので投稿してみます。軽い気持ちで読んでください。
アルファポリス、カクヨムにも投稿しています。


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