狼国のとある侯爵家で子が亡くなり、夫人は子を忘れた

著者:重原水鳥

 獣人族は、運命の番というものを感じ取る力がある。番の対象は必ずしも同族の獣人ではなく、ほかの種の獣人、それから多くはないが、稀に、人間から選ばれる事もある。
 ログノフ侯爵夫妻は運命の番だ。稀にある、人間の番。二人の間には子供がおり、絵にかいたような幸せな家族だった。子供が亡くなるまでは。

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