春の午後、リリアは読書をしながら呟いた。
「女王様って素敵よね」
その一言を、脳筋マッチョな家族が聞いていた。
「歩く災害」と呼ばれる伝説のドラゴンスレイヤーの祖父。
王国最強の父。
辺境を守る叔父と兄弟。
「リリアは女王になりたいのか……!?」
「よし、手近なところで我が国をプレゼントしよう」
その夜、リリアがうたた寝している間に――
最高戦力がドラゴンに乗って王都へ飛び、王宮を制圧。
「ハッ……変な夢を見たわ」
翌朝、目覚めたリリアの枕元には、豪華にラッピングされたクラウンが。
「……え?」
溺愛が過ぎる脳筋家族が、孫娘の一言で国家転覆してしまった(かもしれない)短編コメディ。
★短編小説『ワシの可愛い孫娘を虐めたのはどいつだ』シリーズ第二作
前作のランクイン記念に書きました!
楽しんでもらえたら幸いです♪( ´▽`)


レビュー