無価値だと言われたので、価値観ごとひっくり返します。

 ノーラは婚約者のライムントが主催するお茶会に参加していた。

 参加者やライムントの指や首には鮮やかな色のついた魔石が輝いている。

 魔石は本来こんな風につけるものではないが、それが今の流行であり、彼らのステータスだった。

 しかしそのせいで本来の用途で入手困難になっている地域もあるし、彼らの価値基準である色が美しいかどうかなど本当なら関係ないのだ。

 それを伝えても彼らは流行に乗らないノーラのことをなじり、更にはノーラの白髪やグレイの瞳を色がない無価値だと笑った。

 そんな彼らの価値観など意味もないと証明するために、ノーラはとある研究を完成させたのだった。

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