代々当主が元老院筆頭を務めるホーエンベルグ公爵家。その縁者を娶った者が王位継承争いで絶対的優位に立つことから、かつてホーエンベルグ家の長女は「聖杯」にたとえられた。しかし今代の第一王子バルトウィンとホーエンベルグの長女エイダの婚約は盤石で、継承争いなど起きる気配もなし。バルトウィンが少々傲慢でおつむが足りずとも、エイダが見事にとりなすので、周囲もこれはこれで夫婦の形だと囃し立てる平和ぶりだった。
……馬鹿王子バルトウィンが、婚約破棄などとのたまうまでは。
わたくしが聖杯と呼ばれる意味
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