オーレリアは両親や婚約者から道具のように扱われて来た。そのせいで彼女は幼い頃から心を押さえ込むようになり、自分の心の動きに鈍感になった。
ある日、「愛している」と皆に主張しろと婚約者マヌエルに命じられたオーレリアは「愛している」と笑顔で言う事を心掛けて生きることになる。
だが結局、好きな女性が出来たマヌエルに婚約破棄を突き付けられることに。
上位貴族であるマヌエルと婚約破棄をしたことで両親は憤慨し、自分はまた暴力を振るわれるだろうと思っていた矢先、公爵子息のクライドによってオーレリアはその危機を救われる。
それをきっかけにクライドと関わる時間が増えていき、また自分の『心』を丁寧に掬い上げてくれる彼にオーレリアは惹かれていった。
やがて二人は婚約し、恋人同士となる。
そんな中迎えた、学園の卒業パーティー。
「――本当に愛しているのは俺の方だろう!」
オーレリアの前に、復縁を求めるマヌエルが姿を現したのだった。


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