後妻、打つべし。

【簡易あらすじ:離婚された元妻が後妻に一発ビンタかます話】

あらすじ:
 マサエールは結婚して六年。ある日、夫から告げられる。

「汝と離縁したいと考えている」

 二人は恋愛結婚であり、子供も授かっている。そして互いにまだ愛がある。
 だが軍を束ねる貴族である夫が、政略として中央貴族の娘を娶らねばならなくなったのだった。マサエールは離婚を受け入れて実家に戻り、謹慎生活を送ることとなる。
 一族の女たちにはあたたかく迎え入れられ、幼馴染の男からは好意を向けられたりと悪い気はしない。
 元夫とのことはゆっくりと美しい思い出としよう、そんな風にも思っていた。だが……。

「マサエール様! 大変です!」

 緊急の報告があったのである。離婚してすぐに後妻が元夫のもとに押しかけたと。そして軍を率いて出征した夫のいない社交の場で、マサエールを下げる発言をしていると。
 マサエールは武家の娘である。自分の名誉はともかく、家門の名誉が傷つけられるのを見過ごすわけにはいかぬ。

 なるほど……後妻、お前は許さん。

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